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海馬が担う記憶の役割

    ■結論から言えば・・・

    • 脳の海馬は長期記憶の形成に関係している。
    • 海馬はストレスに弱く、うつ病の患者には海馬の萎縮が認められることもある。当然、記憶力は低下してしまう。
    • ランニング等の軽い有酸素運動で、海馬の神経が増加することが判明している。大人になって記憶力は鍛えられる。

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記憶するのに重要な器官として海馬があります。海馬は大脳辺縁系にある、タツノオトシゴのような形をした器官です(画像のオレンジの部分)。海馬部分が損傷した患者の経過から海馬は長期記憶に密接に関係していることがが分かりました。

新たに長期記憶をするときに、海馬が働いていると考えられています。海馬で新しいことを記憶して、古くなった記憶は大脳皮質と呼ばれている脳の外側にある大きな部位に記憶されていると考えられています。

この海馬は繊細な部位で、酸欠とストレスに弱い特徴があります。
もし、空気が足りなくなれば、脳内では海馬が最初に窒息状態になり、壊死することが分かっています。加えて,ストレスを加えると精神的な病気になり、海馬の機能が低下します。かなりデリケートなんですね。


地下鉄サリン事件や阪神大震災で被害に遭った方が過度のストレスでPTSD(心的外傷後ストレス障害)という心の病になったのは有名な話。

実は、これらはストレスによる海馬の機能障害です。海馬は高機能な部位ですが、非常に繊細でもあります。 受験勉強でストレスを溜めすぎると、ストレスで海馬の機能低下が起きるかもしれません。海馬を守って記憶をスムーズにするためにも、適度にストレスを発散しましょう。

海馬は運動することで神経そのものが増えることが分かっています。それも運動強度の低い軽い運動で十分だそうです。運動をすれば気持ちもスッキリします。気分転換のためにもウォーキングやランニングを取り入れてみましょう。

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