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語学に精通したシュリーマンの勉強法

歴史的な著名人の勉強法は、一般人にはとうてい真似できないものもあれば、脳科学的に理に適っているものも少ないです。いずれにせよ参考になることは間違いないです。

今回は、語学に精通していたことで有名な考古学者ハインリッヒ・シュリーマンの勉強法にクローズアップします。シュリーマンは独学で18ヵ国語に精通していたことで知られ、受験生向けの参考書や雑誌でしばしば紹介されます。

シュリーマンは、1822年生まれのドイツの考古学者で、実業家でもありました。彼の功績は、ギリシャ神話に登場する伝説の都市トロイアが実在することを発掘により証明したことで、考古学的の偉大な人物です。

彼は語学に非常に精通しており、ドイツ語の他、英語、フランス語、オランダ語、スペイン語、イタリア語など18カ国語に堪能だったのです。

彼はこれらの言語をどのように習得したかというと、とにかく音読をし、文章を丸暗記して暗唱するという勉強法を実践していたそうです。


シュリーマン伝(ルードヴィヒ著/秋山英夫訳)によると、シュリーマンは外国語を学習するにあたって、以下のことを心掛けていました。

(1)非常に多く音読すること
(2)決して翻訳しないこと
(3)毎日1時間あてること
(4)常に興味ある対象について作文を書くこと
(5)(4)で作成した作文を教師の指導によって訂正すること
(6)前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること

この勉強法によって、シュリーマンはわずか半年で英語をマスターしたそうです。物語を丸暗記することで、言い回しそのものを暗記し、エピソード記憶として長期記憶に残りやすい点で効率だったのでしょうか?


しかし、彼はドイツ人でヨーロッパ系言語のドイツ語が母語であり、ヨーロッパ系言語は文法や単語が酷似しているので、文法を1から記憶する必要はありませんした。言うまでもなく、言語の超人ではありますが、これだけの言語を習得できたのでは、このような背景もあります。

ただし、文章を丸暗記して音読する学習法は、今日の脳科学で効率的であることが証明されています。18ヶ国語は無理にしても、この外国語学習法が参考になるのは間違いありません。実践してはどうでしょう?


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