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現代文の読解力をつける勉強法:シャドウティーチングで論理力が磨かれる

読解力は(1)語彙(2)背景知識(3)論理力の3つで構成されています。評論文であれば、評論特有の語彙や背景知識が必要で、さまざまな予備知識があって初めて正しく理解できます。さて、今回は読解力を身につける具体的な勉強法を紹介します。シャドウティーチングという勉強法を行います。

■シャドウティーチングのやり方

  1. 問題を解いて答え合わせをして、解説を熟読する。
  2. 直後に問題を解く。しかし、その際、自分の言葉で解説する(初めはマネて良い)。頭の中で考えるのではなく、ノートにその解説を具体的に記入。数学の証明式のように、答えを導くプロセスを書く。
  3. しっかりとした解説を書けるようになるまで(1)(2)を繰り返す。
  4. 新しい問題に取り組む。そして、答えだけを記入するのではなく、あわせて解説も記入する。自分の解説と問題集の解説をつきあわせて、どこまで再現できているのか?「解説の答え合わせ」もする。

シャドウティーチングとは、テイーチングをシャドウする、つまり「教え方をなぞる」ことです。あたかも予備校教師になったかのように、自分が答えを導くプロセスを教えるのです(この場合は自分自身に対して)。

この勉強法で磨かれるのは論理力です。現代文の成績が伸び悩んでいる人には共通した特徴があります。勉強法を尋ねると、問題集を解き、答え合わせをする、得点を見て一喜一憂する、それだけ。ということです。これでは勘の鋭さを磨いているに過ぎません。勉強になっていないのです。

シャドウティーチングの強みは、文章を読み解く論理力がつくことです。そもそも文章は論理的に書かれています。多少、論理が錯綜したものも見受けられますが、基本的には「序論・本論・結論」という構成に貫かれています。そのため、意味や主張が読み取れない文章は出題されません。


シャドウティーチングでは、「なぜ、そうなるのか?」を徹底的に考え抜き、その論理に寄り添います。問題集並みの解答を書くのですから、頭に汗をかくことにはなります。しかし、シャドウティーチングを続けると文章を論理的に読むクセがつくので、メキメキと読解力をつけられます。

初めは満足にいく解答を書けません。予備校講師のような言語流暢な説明はなかなか出来るものではありません。はじめのうちは、問題集の解答と自分の解答を見比べながら、どこで論理的飛躍をしたり、横道にそれてしまったのかを確認して下さい。それこそが、あなたの読み方のクセです。

この勉強を続けていると、小論文にも強くなります。厳密に言えば、文章を論理的に書く力と文章を論理的に読む力は別次元で扱われるものですが根っこは同じです。論理力をしっかり磨いて、理屈に強くなりましょう。

 

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