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水酸化ナトリウムの化学式とイオン式の書き方

    ■結論から言えば・・・

  • 水酸化ナトリウムの化学式は、NaOH。
  • イオン反応式は、NaOH+HCI→ H2O + NaCl。
 

今回は、水酸化ナトリウムの化学式を紹介します。水酸化ナトリウムはあまり私たちの生活とはなじみがありませんが、受験頻出の物質のひとつ。 水酸化ナトリウムの性質で最も重要なのは「塩基性」であるということ。

塩基性とは、酢酸や塩酸とは真逆の性質で、酸性物質を中和する働きがあります。よく出題されるのは、酸性の物質を中和するとき「どれくらい水酸化ナトリウムを加えるのか?」「中和の際の化学反応式を書きなさい」などの問題です。


水酸化ナトリウムの化学式はNaOHで、溶液中ではナトリウムイオンNa+と水坂物イオンOH-の形で電離しており、水酸化物イオンが中和の時に働いています。 水酸化物イオンがあると、その分だけ水素イオンを受け取ることができるので、塩基性ということになりますね。

水酸化ナトリウムの化学式を覚える際には、その名前が示す様に水酸化物イオンとナトリウムイオンが結合していると考えればよいですが、同時に水中ではどんな状態で存在しているのかをしっかりと意識しましょう。

それでは、水酸化物イオンが酸性物質を中和するイオン反応式を書いてみましょう。 酸性の物質であるということはH+が存在していますので、水酸化物イオンと水素イオンが反応することになります。

    ■結論から言えば・・・

    OH-+H+ = H2O

 

 

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上の反応式から水が生成されるのが分かります。「中和反応」ということは「その反応系で酸と塩基が反応し水が生成する」ということの言い換えでもあります。覚えておきましょう。

それでは、イオン反応式をもとに塩酸との中和式を書いてみましょう。 塩酸も水酸化ナトリウムと同じように溶液中では水素イオンH+と塩化物イオンCl-に電離しており、塩化物イオンはナトリウムイオンと反します。

イオンの状態に焦点を当てて、イオン反応式を書きますと

    ■結論から言えば・・・

    Na+ + OH- + H+ + Cl- → H2O + NaCl(不正解)

それぞれのイオンが反応し、中和反応が起きていることが分かります。
実際の試験でこれを書くと不正解になりますので、正しい反応式を書くと

    ■結論から言えば・・・

    NaOH + HCl → H2O + NaCl (正解)

さて、今回は水酸化ナトリウムの化学式を扱いました。 水酸化ナトリウムは試験で頻出なので、その性質や反応式も覚えておきましょう。今回は塩酸との中和式を扱いましたが、他にも硫酸や硝酸との反応式もあります。もちろん、受験でも出題される問題なので、勉強しておきましょう。

 

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