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塩酸の化学式:中和反応と生成方法が頻出。

今回は塩酸の化学式を紹介します。塩酸は日常生活ではあまり見かけませんが、大学受験ではセンター試験にも本試験にも頻繁に出題される物質

まず、塩酸の化学式はHClであり、非常にシンプルな化学式ですね。これはゴロで覚えるよりも、構造をしっかり覚える方がいいかもしれません。

塩酸は酸性溶液としてよく用いられることから、水溶液中では水素イオンH+を出し、それと対になるように塩化物イオンCl-が電離しています。

溶液中で水素イオンと塩化物イオンに電離しているとしても化学反応式上ではHClと書くことを忘れないように注意しましょう。

 

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特徴

次に塩酸の特徴です。塩酸は、気体の塩化水素HClが水に溶けた物質の総称であり、塩化水素は無色透明で刺激臭のある有毒ガスであり危険です。

大学受験に関係のある点ですが、塩酸は塩基性物質の中和反応として用いられることが多く、頻繁に出題されます。 それでは、塩酸が水酸化ナトリウムを中和するときの化学反応式を書いてみましょう。

中和反応について軽く復習しますと、水素イオンと水酸化物イオンが結合して水を生成する反応のことでしたね。 まず、中和反応の様子を言葉だけで書きますと、「塩酸+水酸化ナトリウム→水+塩化ナトリウム」です。


それでは、反応式を書きましょう。 「NaOH + HCl → H2O + NaCl」となります。この反応の中で塩酸内の水素イオンと水酸化ナトリウム内の水酸化物イオンが「OH-+H+ → H2O」のように反応していることを意識して下さい。

 

また、塩酸で出題されやすい問題に「塩酸の生成方法」があります。

実験室で塩酸を作る際には塩化ナトリウム( NaCl )に対して硫酸( H2SO4 )を加える、という方法があります。その時の反応が下のような二段階の反応になります。

  • NaCl + H2SO4 → NaHSO4 + HCl
  • NaHSO4 + NaCl → Na2SO4 + HCl

このような問題で問われやすいのは「塩化ナトリウムを○キログラム、用いたとき、得られる塩化水素の量はどれくらいになるか」という問題。

原料の重量から得られる気体の体積を問う問題は、塩酸生成方以外にも出やすいですが、しっかりと化学反応式を書くことができれば、簡単に求めることができるのでしっかりと演習問題を解いておくことが必要です。

今回は塩酸について紹介してきました。塩酸と水酸化ナトリウムは、セットで覚えておくと、出題されたときも答えやすくなります。

 

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