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アンモニアの化学式:塩基性物質として出題される。

今回は、アンモニアの化学式について勉強します。アンモニアと聞いて、皆さんはどんなことを想像しますか? 「なんだか臭そうだな」「あんま好きじゃない」などと連想した人は化学的センスがあるかもしれません。

まず、アンモニアの化学式を紹介しますとNH3になります。一般的に言うと、分子内に窒素原子や硫黄原子が含まれていると、刺激臭がします。

例えば、アンモニアのほかにも尿のもとである尿素はNH2CONH2で窒素が含まれていますし、温泉のにおいの元である硫化水素はH2Sであったりと、身の回りにある嫌なにおいを発する物は含窒素、含硫化合物です。

 

特徴

さて、アンモニアの特徴です。アンモニアは「塩基性物質」として、受験で出題される場合が多いです。 アンモニアの化学式は窒素原子が持っているすべての手に水素が繋がれていて、窒素の不対電子対が1組だけ残っています。 不対電子について水酸化ナトリウムを例にとって説明をします。

水酸化ナトリウムの塩基性を示す原因は、ヒドロキシ基が水素イオンと反応することでしたね。さらに個々の反応を詳しく見ますと、酸素原子が重要になってきます。 ヒドロキシ基の酸素原子はOH-という式を見て分かる通り、一つの手を水素原子と繋ぎ、残りの3つの手が余った形です。

この余った3つの手が不対電子対と正式には呼ばれており、不対電子が水素イオンを捕獲することで塩基性を示しています。 では、同じようにアンモニアについてみていきましょう。 アンモニアが水に溶けたときアンモニア分子内の窒素原子が持つ不対電子が、水から水素イオンを捕獲します。

その時の様子を化学式で表しましょう。

    NH3 + H2O → NH4+ + OH-

つまり、アンモニアはもともと気体ですが、水に溶けることで水酸化物イオンが水中で出てくるために塩基性を示すことが分かります。

あとは、水酸化ナトリウムと同じように水酸化物イオンが水素イオンを捕獲することで中和反応が起きます。 しかし、アンモニアはいったん水から水素イオンを引き抜く過程を通過しないと塩基性を示さないため、もともと水酸化物イオンをもっている水酸化ナトリウムよりは塩基性が小さい。

さて、今回はアンモニアの式について扱いました。化学式は暗記というよりも、日々の問題を解いていく過程で覚えましょう。 分からないところを放置せず、きっちりと復習をして根本を確認することも必要です。

 

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