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元素記号の覚え方:語呂合わせと語源で暗記

さて、今回は元素記号の覚え方について紹介していきたいと思います。
今回あつかうのは原子番号1から20までの基本的な元素記号です。

まずは大きく2つに分けましょう。

  • 1グループ目が元素記号の頭文字と呼び方が対応するもの。
  • 2グループ目が元素記号の頭文字と呼び方が対応しないもの。

1、元素記号の頭文字と呼び方が対応する

このグループに分類される元素は以下の通りです。

    He(ヘリウム)、 Li(リチウム)、 Be(ベリリウム)、Ne(ネオン)、 Na(ナトリウム)、 Mg(マグネシウム)、 Al(アルミニウム)、Ar(アルゴン)、K(カリウム)、Ca(カルシウム)。

よく見るとカタカナ表記であるものばかりだと思います。これらの名前の由来はもともとの英語名、ラテン語名をそのままカタカナ表記したものです。さらにこのグループも2つに分けられ「~(イの段の音)+ウム」と「希ガス(その他)」になります。


1-1、「~(イの段の音)+ウム」について

「~(イの段の音)+ウム」をアルファベット表記しますと「~ium」になり、これは接尾語の働きがあり語源はラテン語です。そして、その名詞が金属であることを示しています。上に挙げたものをよく見るとアルカリ金属とアルカリ土類金属に分類できるものが多いですね。

またアルミニウムも1円玉に使われているのを考えると金属であることが分かると思います。ここで、1つ気になるのが「ヘリウム」ですね。皆さんの覚えている通りヘリウムは希ガスと呼ばれる18族元素なはずです。

もともとヘリウムは金属と考えられていましたが、のちに金属ではなく気体であることが分かり名前だけが残りました。


    それでは語源を確認してみましょう。

    • He(Helium): helios(太陽)(ギリシャ語)
    • Li(Lithium): lithos(石)(ギリシャ語)
    • Be(Beryllium): 緑柱石(ベリル)の成分として天然に存在することに由来。
    • Na(Natrium、ラテン語): natron(ラテン語)に由来。Mg(Magnesium): Magnesia(ギリシャの地名)
    • …マグネシア地方からマグネシウム鉱石である滑石が産出したので命名。
    • Al(Aluminium): alumen(ミョウバン、ギリシャ語)に由来
    • K(Kalium、ラテン語):qali(灰)+ium(金属の語尾)
    • Ca(Calcium): calx(石)+ium(金属の語尾)(ラテン語)

 

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2-2.希ガスについて

次はその他希ガス元素についてみていきましょう。このグループに入るのはネオンとアルゴンのみで2つだけなら逆にゴロ合わせをしなくても覚えられると思うので、ここでは語源のみ確認しましょう。

  • Ne(Neon): neos(新しい、ギリシャ語)
  • Ar(Argon): an(否定語)+ergon(働く)=(働かない、ギリシャ語)

さて、これらを語源から理解するにはラテン語や英語の勉強が必要になるので、次はゴロ合わせで2つのグループを覚えましょう。

    リッチ(リチウム、Li)な納豆(ナトリウム、Na)とかり(カリウム、K)んとう好きなベリー(ベリリウム、Be)さん、マグカップ(マグネシウム、Mg)に牛乳(カルシウム、Ca)いれて歩いてヘリ(ヘリウム、He)へium(~(イの段の音)+ウム のグループ)号、その他はネオン(Ne) とアルゴン(Ar)な気が(希ガスグループ)する。

それでは2つ目のグループを見ていきましょう。

2、元素記号の頭文字と呼び方が対応しない

このグループに分類されるのは以下の通りです。

    H(水素)、B(ホウ素)、C(炭素)、N(窒素)、O(酸素)、F(フッ素)、Si(ケイ素)、P(リン)、S(硫黄)、Cl(塩素)。

どれも元素記号と呼び方が異なるのが分かり、これは元素記号は英語の頭文字から取り、呼び方が日本語由来になっているためです。 さらに2つのグループに分けますと「~素」と突くグループと「その他」になります。


2-1、「~素」のグループ

このグループには水素、ホウ素、炭素、窒素、酸素、フッ素、ケイ素、塩素の8個がありそれぞれの語源を見ると、以下の通りです。~素の由来になるのはドイツ語の「Stoff」という単語が絡んでいるようですね。

  • 水素 (Hydrogen、Wasserstoff 、独語) : Wasser(水)+ Stoff(素材)
  • ホウ素(Boron) :アラビア語で「ホウ砂」という意味の「Buraq」が語源で、ホウ砂を原料とする物質ということでホウ素となった。
  • 炭素 (Carbon、Kohlenstoff 、独語) : Kohelen(石炭)+ Stoff(素材)。
  • 窒素 (Nitrogen、Stickstoff 、独語) : Stick(窒息させる)+ Stoff(素材)。
  • 酸素 (Oxygen、Sauerstoff 、独語) :Sauer(酸)+ Stoff(素材)。
  • フッ素 (Fluorine):ドイツ語で「Flour」ということから日本語で音訳されたことが由来。
  • ケイ素(Silicon) :ケイ素のもととなる石英(二酸化ケイ素)の塊を珪石と呼ぶことが由来。
  • 塩素:(Chlorine、 Zoutstoff 、独語) : Zout ( 塩 ) + Stoff(素材)。

2-2 硫黄とリン

リン(Phosphorus):リンは自然発火しヒトダマの正体として考えられていたことから、ヒトダマを示す「燐」という漢字が当てられました。

硫黄 (Sulfur):中国では硫黄のことを「ユアワ」と呼び読み方が「ユオウ」となり、さらに「イオウ」と変化したことからこのように呼ばれている。元素記号とその名前の由来を大まかにですが見てきました。

このように一つ一つの元素記号に注目して勉強するのも大事です。皆さんもぜひ疑問に思ったことがあれば自分で調べてみてはどうでしょう?

 

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