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アミノ酸の覚え方:酸性、塩基性、中性の語呂合わせ

今回はアミノ酸の覚え方を紹介します。 まず始めに、アミノ酸の話をする前に、人間は何でできていると思いますか? もちろん、心とか心臓とか手、足なども正解ですが、もっともっと細かいところまで見ていくと、
人体は「たんぱく質」と呼ばれる物質によって構成されています。

さらにそのタンパク質を細かく見ていくと、今回の主役であるアミノ酸が出てくるのです。つまり、アミノ酸の勉強をするということは人体の構造を勉強していることになるのです。少し、わくわくしてきますね。

アミノ酸の定義を話しますと、1つの分子の中にアミノ基(-NH2)、カルボキシ基(-COOH)をもっている分子のことを指します。さらに2つの官能基が1つの炭素に結合しているものを「α-アミノ酸」と言います。

受験にはα-アミノ酸しか出題されないので、これを徹底的に覚えます。アミノ酸は下のような構造をしており、Rに入る側鎖の構造の違いにより様々なアミノ酸ができ、20種類存在しています。側鎖の違いにより中性、酸性、塩基性の3種類のアミノ酸があります。 大学受験で主に出題されるものは10種類くらいなので順番に覚えていきましょう。


1、酸性アミノ酸

Rにもう一つカルボキシ基があるもので、アスパラ銀酸とグルタミン酸の2つしかありません。語呂合わせも以下の通りです。

    R=CH2 – COOH : アスパラ銀酸

    R=(CH2)2 – COOH : グルタミン酸

    「明日のグループ会議では1、2と賛成しよう。」

説明いたしますと、「明日(アスパラ銀酸)のグル(グルタミン酸)-プ会議では1,2(メチレン鎖の数)と賛成(酸性)しよう」になります。


2、塩基性アミノ酸

これはRにもう一つアミノ基があり、受験で出てくるのはリシンの一つしかありません。これは覚えやすいですね。

    R=(CH2)4 –NH2 : リシン

豆知識として、お肉のたんぱく質によく含まれています。覚え方としては語呂合わせする必要があるかはわかりませんが、一応挙げておきます。「疑心暗鬼」の音と同じ発音で「リシン塩基」です。そのまんまですが音で覚えるのも一つの手です。


3、中性アミノ酸

アミノ基とカルボキシ基を分子内に1個ずつ持っているアミノ酸のことで受験に出てくるのはグリシン、アラニン、セリン、フェニルアラヒト、チロシン、システイン、メチオニンの7種類です。

  • R=H : グリシン、アミノ酸の中で最も簡単な構造
  • R=CH3 : アラニン、よく受験に出てきやすい中性アミノ酸
  • R=CH2 –OH : セリン
  • R=CH2 – Ph : フェニルアラニン、アラニンの先にベンゼン環が結合した。
  • R=CH2 – C6H5 – OH : チロシン、牛乳含まれていることが知識問題として出てくることもある。
  • R= CH2 – SH :硫黄を含む含硫アミノ酸の一つ、毛、爪のたんぱく質であるケラチンに多いことが知識問題で出てくることもある。
  • R=(CH2)2 –S - CH3 : 牛乳のたんぱく質のカゼインに含まれるアミノ酸として問われることもある。含硫アミノ酸。

これらを覚える語呂合わせを紹介しましょう。

    「瀬口君とフェアに含硫飯食べる。」

「せ(セリン)ぐ(グリシン)ち(チロシン)君とフェ(フェニルアラニン)ア(アラニン)に含硫(含硫アミノ酸)め(メチオニン)し(システイン)食べる。」 。含硫飯は少し臭そうなご飯かもしれません。

たんぱく質をアミノ酸に分解して、たんぱく質を構成するアミノ酸の順番を導く問題が、アミノ酸関係で最も難しいです。このような問題を解くには、一つ一つのアミノ酸の知識が欠かせないので、正確に覚えましょう。

 

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