漢文の句法を暗記する方法
- 句法暗記は、そのまま書き写して覚えます。
- 一見非効率だが、句法は少なく、一文も極端に短い。
- つまり、漢文は暗記量が少ないので、王道の暗記法でOK。
■結論から言えば・・・
漢文は暗記量が極端に少ない科目です。覚えるべき単語も句法も極端に少なく、2~3週間で受験勉強は終わります。具体例としては、受験英語に必要な単語数は5000~10,000語と言われていますが、漢文で必要な単語は約100語です。句法にいたっては100も必要なく、1週間で終りますね。
この記事では、漢文の句法をさっさと暗記する方法を解説しました。
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■書いて覚えればOK!
漢文にはいくつもの句法がありますね。覚えるのが億劫だという方もいるでしょう。今回は、そんな漢文の句法を覚える方法を解説します。
私が個人的にオススメしたい方法は、漢文をそのままノートに書き写して、そこに訳すなり、印を付けるなり、という単純明快な方法です。
誰もが実践している正攻法ですが、遠回りなようで最も効率的な方法です。まず、思っているよりも漢文は句法が少ないです。そのため、短期間でも集中すれば、センター試験でも簡単に満点近く取れるのです。
また、文章そのものが短いので、書き写すのも苦ではありません。参考書を見ながら漢文を写すことで、文章の構成が何となしにでも掴めてくるでしょう。ただ眺めているよりも書き写した方が記憶に残ります。
次に、書き下し文をノートに書きます。書き下し文は漢文の句法に従って書かなければならないので、句法の法則が嫌でも暗記できます。ここから、読めなかった漢字に読みがなをふっておいたり、重要だと思う部分にメモをしたり、訳したい人は訳してみたり、自由にやりましょう。
また、漢文も語学なので、音読をしましょう。書き下し文を音読するか、漢文のまま音読するというプロセスを取り入れましょう。これにより、脳内に漢文がインプットされ、最低でも句法は記憶に定着します。
苦手な方は数をこなして慣れるまでやりましょう。とにかく漢字の羅列へのアレルギー反応を抑えるのです。それから、漢文の練習問題に取りかかるようにします。得意な方は、漢文の問題集をどんどん解きます。
前述の通り、漢文は時間をあまりかけなくても比較的すぐに仕上がるラッキーな教科です。漢文を写すことで脳がインプットするので、手間だと思わずさくさく進めましょう。急がば回れの発想が功を奏します。
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