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連想結合法(リンク法)で連想して覚える

    ■結論から言えば・・・

    • 暗記するべきことを、その順番も含めて記憶する手法。
    • ストーリーを創作する必要があるが、使い勝手は良い。
    • 特に、順番や時系列まで暗記する必要がある場合に有効。

連想結合法は、他の記憶術と異なり、順番や時系列も含めて暗記できる手法です。例えば、歴史で歴代首相を順番に覚えたり、中国の王朝の変遷を覚える場合、順番通りに暗記する必要があります(穴埋めで問われる)。

このような時系列を重視する暗記に有効なのが連想結合法です。ストーリーを創作する手間が必要ですが、ここぞという時に使える記憶術です。



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■時系列の暗記で強さを発揮する。

受験勉強などで、大量の事柄を覚えなくてはならない時がありますね。歴史人物であったり、英単語であったり、それは様々である。こんな気が滅入りそうな時に最適な記憶術があります。その名も「連想結合法」です。

順番に覚えたい事柄を、次の事柄とどんな方法でも良いので関連させて記憶するという、読んで字のごとくのような暗記法です。 例として、歴代首相の名前をこの連想結合法を用いて10代まで暗記してみましょう。

歴代日本国首相・・・初代:伊藤博文、2代:黒田清隆、3代:山県有朋、4代:松方正義、5代:伊藤博文、6代:松方正義、7代:伊藤博文、8代:大隈重信、9代:山県有朋、10代伊藤博文、となります。

人力車

まず、最初に、伊藤博文と黒田清隆は人力車に乗っていた、と適当に話を作ります。次に、伊藤が車から降りて、黒田と山県有朋が人力車に乗っていた。黒田は忘れ物したので取りに戻り、山県が松方正義と合流していた。山県がトイレに行っている間に松方と伊藤博文が合流した。

伊藤は松方正義に借りていた本を返し、昼寝した。松方は伊藤博文を起こして帰った。伊藤は大隈重信に本を借りて帰った。大隈は風邪をひいたらしい山県有朋とすれ違った。山県は伊藤が忘れ物をしたので届けに行った。 という具合です。自分が覚えやすいように作りましょう。

本来は歴史的背景を覚えると記憶を強化できるのですが、割愛させてもらい、単純なあらすじを作ってみました。このように、簡単な文章を制作し覚えるだけで歴代首相が10代まで順番に記憶できるという手法です。

歴史の場合だと、前述した通り、このような物語を制作しなくても時代背景を覚えるだけでそのまま記憶できてしまうので、余力のある方はそちらをオススメします。歴史が苦手とか固い話は苦手と言う方は、例のように簡単な物語を作ってみると良いでしょう。楽しむのがコツです。


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