イメージ画像

受験生がスマホをやめるべき理由:過剰な情報に触れるとIQが下がることが判明。

    ■結論から言えば・・・

    • 情報をインプットしすぎると、マリフ●ナを吸っているときよりもIQが下がる。
    • 怒りや不安を煽るニュースは要注意。脳を興奮させるジャンク情報は、時間とエネルギーを浪費させる。
    • 必要な情報以外は、極力シャットダウンしよう。脳の負担がなくなり、頭が冴えて、回転が早くなる。情報のダイエットは受験生の頭脳を守る。

受験生は、日常生活の情報量が通常の何倍にもなります。

脳が1日に受け取れる情報量は限られていますから、インプットを節約する必要があります。その点で言えば、スマートフォンには要注意です。
脳が過剰な情報の洪水に襲われて、パフォーマンスが落ちるからです。



スポンサーリンク





「過剰な情報は、麻薬よりもIQを下げる」

科学雑誌「New Science」に興味深い研究結果が発表されました。 80人の被験者を集めて、いくつかの問題を解いてもらう実験をしました。

はじめは、静かな環境で問題を解いたのですが、 次は、問題を解くための判断材料となる情報が次々に入ってくる環境でした。 情報が豊富な方が得点が高そうなイメージがありますが、実は「静かな環境」の方が高得点でした。

なんと情報が次々に入ってくる環境下では、 被験者のIQがマリフ●ナを吸っているときの半分以下にまで下がってしまったのです。 また、被験者の中には、夜の眠りが浅くなってしまう人まで出てくる始末。

「情報過多は、麻薬よりも知能指数を低下させる」

近年の研究で明らかになってきていることですが、 受験生、浪人生の皆さんも心当たりがあるのでは?

テレビや携帯電話、インターネットからの情報は洪水のようです。 ネットニュース、Twitter、Facebook、携帯メール、テレビ、ラジオ・・・。 明らかに情報の食べ過ぎなのです。脳のHDにつめこめるだけ、つめこんでいる。

ジャンク情報は生活から閉め出せ

PCやスマホでついつい何時間もネットをやってしまった経験はありませんか? 有益な情報ならいいのですが、そうではないWebページをリンクをはしごして読みまくる。 誰もが経験することですが、その情報は脳に悪い「ジャンク情報」かもしれません。

ジャンクフードは刺激物が多く含まれています。 ソースやマヨネーズで味付けされているので、とてもおいしいですね。 しかし、ミネラルやビタミンはほとんど含まれないので、身体にはよくありません。

ジャンク情報もこれと同じ。 芸能人のゴシップや不安をあおるニュース、 怒りや悲しみをあおる記事やテレビ番組、感情を揺さぶるドラマや映画。

これらの情報に触れると、人間の脳はとても気持ちよくなります。 気分の落ち込みやイライラを、一時的には解消してくれることもあります。

しかし、このような情報には中毒性があります。 例えば、芸能週刊誌にはゴシップやスキャンダルが掲載されていますが、 刺激的な情報ばかりなので、次々にページをめくってしまうものです。

おかたいニュース番組やネットニュースも、 ヘッドライン(見出し)で政治の迷走や経済不安、恐ろしい殺人事件などを伝えています。 当然、読者は次々にニュースをチェックしてしまい、時間とエネルギーを浪費してしまうのです。

    ■結論から言えば・・・

    脳を受験勉強のためだけに使おう。

冒頭で述べたように「情報過多は、麻薬よりもIQを下げる」のです。 特に、脳の快感を引き起こすジャンク情報は、情報過多を引き起こすでしょう。 これは受験生に限らず、情報だらけの現代を生きるすべての人に共通する問題ですね。

    ■結論から言えば・・・

    さて、やるべきことはシンプルです。
    「必要な情報以外はシャットダウンする」

受験勉強に不要な情報はさっさと捨てるのです。 スマホの情報系アプリをアンインストールしたり、夜のネットサーフィンの時間をなくす。

四六時中、脳にインプットされる不必要な情報を意識して減らしましょう。 やってみるとわかりますが、頭も心も軽くなっていき、頭も冴えてくるのです。 端的に言うと、余計なインプットをやめれば、頭がどんどん良くなってきます。

情報ダイエットをして、脳のメモリをキレイにしましょう。 脳を受験勉強のためだけに使うのです。頭の回転が良くなって勉強もスイスイ進むからです。


スポンサーリンク


 

 

勉強がはかどるコラム カテゴリ一覧

サブコンテンツ

このページの先頭へ