立って勉強するとガラリと世界が変わる。集中力が高まるスタンディング勉強法
- 人間の体は座ると休むように出来ている。
- 立つだけで脳への血流量は20%も増加する。
- アメリカの文豪ヘミングウェイは立って執筆した。
■結論から言えば・・・
グーグルやアップルにはスタンディングデスクと言う「立って仕事をする」机が導入されています。生産性が求められる企業で、社員が立って仕事?・・・どのようなメリットがあって、このようなことをしているのか?答えは簡単、はかどるから。この記事で、その根拠に迫ってみます。
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■偉人も立って勉強した!?
近年、流行している机があります。スタンディングデスクです。文字通り、立ったまま作業するための机で、
パソコンを置いて作業をしたり、
本を読みながらノートも取れます。つまり、立つ以外はフツーの机です。
実は、人間の身体は座ると休むように作られています。「人間は歩きながら進化した」というのは有名な話ですが、脳は基本的に運動することを前提に最適化されています。簡単に言うと、マンモスを獲ることに特化しているので、立ったり、歩いている時にこそ脳は活性化するのです。
実は、スタンディングデスクは昔から存在するものです。米国の文豪ヘミングウェイが立ちながら執筆していたことは有名です。アメリカの元国防長官ラムズフェルドもスタンディングデスクを愛用していました。
その他、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ウィストン・チャーチル、ヴィクトール・ユゴーなどの歴史上の人物も、立って使用するライティング・ビューローを愛用していました。 彼らがずっと立ったまま仕事をしていたのかは不明ですが、立った方が効率的であると認識していたのは確実です。
事実、立つ方が、座るよりも、大脳への血流量は20%も増加するのです。「勉強は座ってするもの」と思い込んでいる人には、にわかには信じがたいかもしれません。実際、日本国内では、あまりお見かけしませんね。
しかし、最近では、企業でもスタンディングデスクが導入されています。グーグルやアップル、インテルなどのIT企業を中心に導入されており、
世界中に「立って作業する」という発想が広まってきているのです。
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立って教科書を音読してみる。
受験生にオススメな勉強法が「立って音読」することです。英語長文や歴史の教科書を音読するのです。筆者も実践していますが、自然に集中力を発揮できますし、しかも1時間は持続する。眠くなることもありません。
猫背になることもないので、肩もこりません。呼吸もしやすいので、脳が酸欠にもなりません。ただ立つだけで、目の前のことだけに集中しやすくなります。 さすがに、何時間も立っていると脚が痛くなるので、1時間程度にとどめています。回復したら、再度立ち上がっての作業に戻ります。
「立つ」⇨「座る」を交互に繰り返しています。座っての勉強はそれほど集中力や記憶力を必要としない科目、立っての勉強は集中力が必要な科目にあてています。ガッツリ勉強するときは立って行うようにしています。
結果、勉強&仕事の処理能力が向上しました。夕方になるとダラダラしがちでしたが、立つと緊張感が戻るので、頭がシャキっとするチャンスになるのです。その結果、ダラダラやグータラを退治することが出来ました。
スタンディング勉強法の効果を実感した方は、IKEAのスタンディングデスクがオススメです。筆者も使用していますが、勉強も読書もこれで十分。より安価なデスクも販売されているので、ご自身でリサーチして下さい。
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