政治経済の一問一答の活用法:問題文も暗記してしまう。
政治経済における一問一答の優先順位は高くありません。
一度も使わず受験を終える方もいます。なぜなら、政治経済の問題は単語を覚えているか問うものではなく、どれだけ政経を理解してるかが問われるからです。しかし、上手に使えば一問一答も役に立つでしょう。
結論から言えば、隙間時間での確認作業と問題文を含めた暗記です。
政経の勉強は、参考書→過去問や問題集での演習→参考書で弱点を確認。このサイクルでするのが基本です。その中に一問一答を上手に活用するとすれば、隙間時間でしょう。通学や休み時間に、ちょっとした時間に一問一答で自分の理解度の確認をするつもりで利用するのが良いでしょう。
前述の通り、政治経済の勉強では、単語を覚えるよりも、単語が意味するところ、現実の政治と経済でどのような意味を持つのか?が重要です(選挙制度の仕組みと問題点など)。
そのため、一問一答は問題文も含めて暗記しましょう。具体的には、答えを見て、問題を声に出して言えるようにします。基礎知識が確実に身につきますし、正しい文章を選ぶ正誤問題にも対応できるようになります。
このように一問一答とは言え、使い方次第では良い教材になります。要点確認程度の利用にはしつつも、試験直前まで活用しましょう。正直、政治経済にあまり時間を割くことはできませんが、全体をざっと確認できる一問一答はとても便利です。お風呂や枕元で読んで下さい。
ただし、ひとつの重要語句から、さまざまな問題が出題されます。この語句ならこの問いという先入観を作らないようにしましょう。出題者が斜め上を狙って問題を作ることもあるからです。問題演習を重視して下さい。
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